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〜坂本竜馬の旅〜 |
| 平成16年7月3日(土):第1日目 |
| 近頃、心身ともにお疲れ気味なので、こういう時は原点に戻らなければいけない。私にとっての原点、それは言わずと知れた坂本竜馬なのだ。高知への訪問は、もう15年ぶりくらいだろうか。しかしながら、高知で売られている竜馬グッズは、常に徳島の同志から届いているので、大阪に居ながらにして雰囲気は味わっていたわけであるが。 そんなこんなで、ほんにお久しぶりの高知への旅と相成ったわけである。 気になる天気の方は、予報では土曜日はいい天気らしいが、日曜から雨ということだ。晴れ男のパワーがどこまで通じるのか、これも楽しみだ。 例によって、朝駆けの旅は始まった。 予定より少しばかり遅れた出発になってしまったけど、5時に出陣! 阪神高速湾岸線に乗り、第二神明を通り、明石大橋を渡り、神戸淡路鳴門自動車道を走る。この時間だと混んでるわけはなく、スイスイと走ることが出来る、と行きたいところだが、相棒はトイレが近く、すぐにトイレ休憩を要求してくる。てなわけで、早速垂水PAで休憩と朝食にすることにした。ここで6時30分まで休憩して、ふたたび出陣! 鳴門ICで一旦降りて、一般道を走り、徳島ICから今度は徳島自動車道に入る。ここで7時30分。この自動車道は走りやすい。というのも、前にも後ろにも車は1台も走っていないのだ。自動車道の貸切とは贅沢だなあ。しかし、それも長く続くはずはない。片道一車線だから、前にトラックなど遅い車が走っていると、たちまちスピードはダウン。忍耐のときが始まる。追い越し車線が登場すると、みな一斉に右車線に移動して追い越しにかかる。しかし、まあもともと車が少ないから、ゆったりと走ることが出来、吉野川SAでまたまた休憩しながら、南国ICで自動車道を降りる。9時20分だ。 さて、まず目指すのは、龍馬歴史館。 |
| 9時40分に龍馬歴史館に到着。昔の学校のような建物の入口横に竜馬象が立っている。お馴染みの写真をモデルにしたもので、桂浜に立っている像と同じスタイルのものだ。実はここは2回目の訪問なのだが、この竜馬象を見た途端、やにわに竜馬モードが高まりだしてきた。 | |
| この龍馬歴史館というのは、実は蝋人形館なのである。26場面で構成され、180体の蝋人形が龍馬の33年間の生涯を再現しているのだ。たとえば、写真の左上は、千葉道場で佐那と稽古試合を行っている場面。右上は、ご存知薩長同盟締結の場面である。 いつもは写真でしか見ない竜馬が目の前に実体として姿を現してくると、髭剃り後なんかが妙に生々しく感じられる。でも、違和感もぬぐいきれないんだけど。 でも、まあお馴染みの場面が次々と展開してくるので初めての人でもわかりやすいだろう。 ところで、こういった蝋人形館には、なんで世界の偉人や政治家のものまで展示しているんだろうね。 龍馬歴史館 高知県香美郡野市町大谷928−1 TEL.0887-56-1501 開館時間:9:00〜17:00 入館料:大人1050円、大・高生730円、中・小生470円 駐車場:乗用車200台 休館日:無休 |
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| 蝋人形館を出てくると、土産物屋に直結しているのはどこでも一緒だが、竜馬グッズや文献が所狭しと並んでいる。すでに気分は竜馬モード。衝動買いに走ってしまいそうで、心配だ。ところが、「??あれ、これ家にある。これもある。」てな具合で、我が家にすでに存在するものがいっぱいあって、目新しいものはなかった。 いささか拍子抜けしたものの、天気はいいが、その分メチャクチャ暑い。暑いといえばアイスクリーム。土佐ではアイスクリン。もちろん、竜馬のイラストが入ったものを買うことに。10時40分に出発。 |
| 次に目指したのは、高知龍馬空港。10時55分には到着。昨年11月15日をもって、日本で唯一人名をつけられた空港だ。なぜ、ここを訪れたか。ただ、ただこの「高知龍馬空港」という看板の写真を撮りたかっただけのことなんだ。アハハ。 そして、見事目的は達した! |
| で、空港内には他に竜馬にまつわるものはないかいな、と物色したんだけど、土佐出身の幕末期の人物のパネルと写真のような高知内の竜馬に関する史跡の紹介の展示があっただけだった。 そうこうするうちに、ここでちょっと早いけど昼時なので、昼食をとることにしたのだが、土佐料理の店「司」の前を通るとメニューに「竜馬弁当」があった。一も二もなく、それに決定!どこが、竜馬と関係あるのか、そんな野暮なことはいわない、いわない。「竜馬」という名前さえついていればそれでいいんだよ。すっかりミーハーになってしまっている自分がそこにいた。11時45分に出発。 |
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| 高知大学の前を通り、浦戸大橋を渡り、12時05分に坂本龍馬記念館に到着。 斬新な外観だが確かコンペで決定したはずだ。竜馬の何事にもとらわれない自由な発想を表現しているのだろうか。 |
| 中に入ると、全面がハーフミラーガラス張りで明るくおおらかな感じがする。ケーブルが斜めに張ってあったり、珍しいというか不思議な空間だ。 1階は、竜馬の生涯を7つのステージに分けて展示されている。これまであっちこっちの竜馬展を見てきているので、特に珍しいという展示はないのだけれど、竜馬の手紙や竜馬ゆかりの人々の書簡など数々の専門的な資料が集められている。 館内には、持ち帰り自由の資料がたくさんあるので、ファンの方はそれを集めることをお忘れなく。 高知県立坂本龍馬記念館 高知県高知市浦戸城山830 TEL.088-841-0001 開館時間:9:00〜17:00 入館料:大人400円、高校生以下無料 駐車場:乗用車50台 休館日:12月26日から1月1日まで。他は無休 |
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| 屋上に出ると、太平洋が太陽を浴びて透明な青い海を浮かび上がらせている。 | |
| そこから、桂浜に立つ坂本竜馬像を目指す。記念館の前の坂道を降り、道路を渡ると桂浜に続く階段の道がある。木陰の道なので、こんな晴れた暑い日には助かる。それにしても暑〜い。 初めてここを訪れたのは、もう何年前になるだろう。あのときの感動を今も忘れない。そしてここを訪れるのはもう何回目になるだろう。たかが銅像。でも、ファンにはただの銅像ではないんだよね。しばし、竜馬を見上げ、そして竜馬の眺める太平洋を眺め、さらにその先にある「何か」を見つめ…。 |
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| 桂浜の海岸を、波打ち際まで歩み寄り、砂に足をとられて歩く。きっと竜馬もこんなふうに歩いただろう砂浜を、後世のわれわれがその足跡をたどりながら歩く。 | |
| 龍王橋を渡り、龍王宮まで階段をのぼる。さらに登ると展望台があり、そこから見ることが出来る太平洋の海は青く澄んで、心を和ませてくれる。今日は風が強いので、さらに波は荒れる。 桂浜の土産物屋に戻り、みやげをたんまり買い込んで14時に出発。 |
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| 後半は、高知の城周辺をまわるので、まず、ホテルにチェックインだ。 ホテルは城に程近いオリエントホテル高知。到着は14時40分。ここを選んだのは周辺に史跡がかたまってあるからだ。しばし休憩してから、15時10分から散策に出かける。 |
| ホテルのすぐ近くに坂本竜馬誕生の地碑がある。 1835年11月15日、ここで坂本家の末っ子として竜馬は生まれたのだ。 |
| 碑の前には、竜馬が持っていたピストルをデザインしたベンチがあり、その横には船の舵の中に竜馬の肖像写真をデザインしたものがあった。以前来たときにはもちろんなかったもので、早速、当然の如く記念写真を撮ったのはいうまでもない。 | |
| そこからすぐ近くのところに、今年の3月にオープンした龍馬の生まれたまち記念館がある。ここは、その名のとおり竜馬が生まれて育った町を紹介した館だ。 昔の上町の町並みを再現し、才谷屋の店先などをジオラマと紙人形と音声で再現している。まだ新しいので、木の香りがしてなかなか落ち着く空間だ。 坂本家の離れをイメージした空間もあり、竜馬ファンがしばし竜馬に思いを馳せながら休憩できるようになっているのだ。 龍馬の生まれたまち記念館 高知県高知市上町2-6-33 TEL.088-820-1115 開館時間:8:00〜19:00 入館料:大人300円、高校生以下無料 駐車場:乗用車10台程度 休館日:無休 |
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| すぐ近くにホテル南水がある。ここは知る人ぞ知る竜馬関係の資料が展示してあるホテルなのだ。それは1階から階段の壁面にずらりと幕末関係の人物やそれにまつわる話などを展示している。しかも、宿泊客でなくても自由に見学できるようになっている。 | |
| 途中、病院の入口に「海援隊棟」という表示を見つけた。さすが高知。思わず笑ってしまった。 | ここは龍馬郵便局。きっちり竜馬象が立っているし、ポストの上にも竜馬が。以前から、ここの郵便局が発行した記念切手帳にはお世話になっている。 | |
| 郵便局から鏡川の方へ歩いていくと、昔の面影が残る築屋敷がある。静かなこの一角に、竜馬が通った日根野弁治道場があったのだが、今はそれをあらわすものは残っていない。ただ、頑丈な石垣と竹の生垣に往時を偲ぶことが出来る。 | |
| 鏡川沿いに歩いていくと土佐山内家宝物資料館がある。2006年の大河ドラマに「山内一豊の妻」がきまったけど、その一豊以降16代にわたる土佐藩主山内家の美術工芸品や古文書などが展示されている。そしてこの一体は山内神社なのだ。 土佐山内家宝物資料館 高知県高知市鷹匠町2-4-26 TEL.088-873-0406 開館時間:9:00〜17:00 入館料:大人200円、高校生以下無料 駐車場:乗用車20台程度 休館日:無休 |
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| この一角に、山内容堂像がある。でんと座っているその姿は、説明によると大政奉還を喜ぶ姿だそうだが。 |
| もう少し歩いたところに旧山内家下屋敷長屋がある。山内容堂が七人の家臣の屋敷地を召し上げて造ったという下屋敷である。瓦にはちゃんと三つ葉柏の紋が入っている。全国的にも数少ない本格的な武家屋敷で、国の重要文化財にも指定されているそうだ。現在は、ホテル三翠園の入口になっていて、車が忙しく出入りしていた。 | ||
| もう少し鏡川沿いに歩いてみた。この川で、竜馬も泳いでいたのだ。雨の降る日に泳ぎに行くのをとがめられた竜馬が「どうせ濡れるから一緒だ」といった逸話が残っている。天神大橋から帯屋町方面へ歩くことにした。 | |
| すると、すぐ近く、教会の門前に後藤象二郎先生誕生之地碑が立っている。 |
| そこから150メートルくらいで板垣退助先生誕生之地碑が立っている。後藤と板垣とはこんなに近所に住んでいて、しかも年齢も一つ違いで竹馬の友だったのだ。 |
| 帯屋町に入り、帯屋町筋を少し行くと、銀行の前に武市瑞山殉節之地碑がある。この赤い文字は人目を引くが、自転車やバイクの駐輪で隠れてしまいがちだ。ここで切腹したんだ。アァッ。 |
| 本日の坂本竜馬の旅、史跡めぐりも終了だ。 今日の食事は、土佐藩高知本店だ。武家屋敷をイメージした重厚な感じの店で、高知の魚介類を味わう。 |
| 今日も随分歩いたものだ。足の疲労感がイッパイだ。でも、はりまや橋の土産物屋でまたまたみやげを物色しながら、最後はホテル前まで土佐電に乗り、ホテルへ到着。 オリエントホテル高知 高知県高知市升形5-37 TEL.088-822-6565 駐車場:乗用車20台程度 |